なかよし      こねずみしゅん


ぼくはいつも
どんぐりをポケットにいれている
どんぐりと ぼくは
「きってもきれないなか」である

つまり
どこまでが こねずみで
どこからが どんぐりか
わからないくらいの
なかよしなのである

 

 

 

あいしょう     こだぬきしんご


あのこと ぼくの
なかよしぐあいは たいしたもんだ
つまり「あいしょう」が いいんだな
つまり きもちが ぴったりなんだな

あそんで たのしいだけじゃない
ケンカだって じゃんじゃんするさ
やっても すぐに なかなおり
これぞ「あいしょう」の いいとこさ

アイショが いいって ふっふっふ
なんだか うれしい ほっほっほ
マントが ふわりと かかったような
ぽっかぽっかの あじがする

 

 

 

ほめたたえのうた     こねずみしゅん


おお どんぐりよどんぐり
だいすきな どんぐり
あんたのことを これから
ていねいに「そなた」とよぼう

そなたは つやつやのぴかぴかである
そなたは とんがっててまるいのである
そなたが ころころはしるすがたは
まるで ひかりのつぶなのである
それをながめるぼくは
うっとりして めがまわるのである

おお どんぐりよどんぐり
かっこいいどんぐり
そなたに であえて ぼくは うれしい

 

 

 

おーい       おおすぎごんえもん


よくはれて とおくまでみえる
そこで
むこうのやまの てっぺんの
おさななじみに てをふった

「おーい ひのきかんじゅうろう
 たっしゃかえ?」
すると あいつも てをふった
「おーい おおすぎごんえもん
 おまえも たっしゃかえ?」

「おーい」「おーい」と
てをふりあって ひがくれた
よい いちにちであった 







おつかい      こだぬきしんご


いつも とおるみち
あっちから あのこ
こっちから ぼくが
ぱったりこ にこり

それだけで どきり
やっほっほ やっほ
まんげつが ぴかり







うた      ひまわりあけみ


まんまるく くちをあけて
まなつのうたを うたいました
きいていた みつばちが
「アンコール!」と さけびました

わたしは おじぎして
もっと まんまるく
くちをあけて うたいました

みつばちのこと
すきだとおもいました







ブランコ      みのむしせつこ


みのをゆすって
「おおなみ こなみ」をしていたら
こがねむしが
「おおきな なーみ
どんぶりこっ」と
いっしょに うたって
とおりすぎました

わたしは いそいで
みのから かおだけだして
「ちいさな なーみ
ざんぶりこっ」と
ちからいっぱい うたいました

こがねむしに
きこえたかしら ね