ルビー


ルビーは明るいピンク色から暗い色調の鮮血色に至るまで、その限りない色の変化を引き起こす酸化アルミニウムが重要なファクターとなっています。
そのことが惑星や12宮との交感関係に幅広い多様性をもたらしています。
例えば、基本的にミネラルが同じサファイアはルビーと同じ目的に仕えることはありません。

色と惑星との支配力の関係を見る時、ピンク色と赤色それぞれに二種の支配星があることが注目されます。
薄く明るい色調のピンク色は木星の、濃いピンク色のものは金星の支配を受けています。
明るく力強い赤色は火星の建設力の、最も濃い鮮血色の赤色のものは冥王星の再生エネルギーの影響を受けています。

色に焦点を当てると、不透明な、或いはそれに近い種類は透明な種類ほどの可能性は持っていませんが、アストラル体の領域で一段落ちた働きをします。
感情を刺激し、血中から感情的な汚れを清めます。
最も明るく輝きのある種類は高次の諸体に直接作用し、エネルギーが自由に体内の中を巡ることを助けます。
最も暗い、それでいて際立って美しいルビーは、心臓と生殖系統、脳下垂体、中脳の中心部に関与します。
この種類は最も強力な味方になりますが、誤用すると最大の敵にもなり得ます。

ルビーは「火」の元素を司る宮に最も共鳴しますが、他の宮がルビーの力を借りようとする時はいつでも手を貸してくれます。
牡羊座に対しては、利他的な献身に向かう決断を促す役目をします。
獅子座に対しては、同情と自己愛を人類全体への無私の愛に昇華させます。
射手座に対しては、真理と知恵に向けられた実用的で精力的な奉仕のスペクトルへ拡大強化します。
違ったエネルギーパターンを持つ「火」以外の元素の人たちにルビーはいらない、ということではありません。
ルビーの中にある「火」はその輝きを消すことはなく、それは心臓を暖め、この石に惹かれる誰の体内においても循環器系を巡るエネルギーを強めてくれます。

質の良い大きめのルビーを身に付けようとする人や、そのパワーを治療に使おうとする人たちの責任は重大です。
ルビーはダイヤモンドと同様に、博愛主義を動機に持たない人たちの周辺に危険なマイナスの力の場を作り出す数少ない石の一つです。
誤用するとその人のオーラの場に裂け目を作り、そこから不愉快なことが起こって来る危険性があります。
「火」の元素は宇宙の清め役であり、人間のエーテル体を開きもすれば破壊もします。
ルビーの背後にある浄化の目的が、自己中心的で権力志向の人たちに対し焼き払う作用に働くのです。
この石が引き起こすマイナス面は他の地球上のどの石にも見られない強力なものです。
その作用は聖なる破壊者シヴァと直接つながり、「火」の元素と浄化の力に結び付きます。

ルビーは他の重要な中心石の全てがそうであるように、カルマの主である土星と関わっています。
とは言え、ルビーの本来の目的は、神性の発達を通し個人的レベルから非個人的レベルへと愛の表現を拡大させることにあります。